「負ける」と聞くと、悪いイメージを抱きますが、
昨日観たテレビ番組で、そのイメージが変わりましたので、ご紹介したいと思います。
その番組には、体操の白井選手が出ていました。
ひねりが有名で、最近では、国際体操競技会で最高難度の技を決めた選手です。
運動が苦手な私にとっては、雲の上の存在です。
彼が好きな言葉は、「勝ち好き」だそうです。
勝ち好き??
どういう意味??
と思われるでしょう。
「負けず嫌い」の反対で、どんどん勝ちたいという意味だそうです。
だったら「負けず嫌い」と同じだろうと思われるかもしれません。
しかし、彼は、負けも必要だと言っていました。
全力を出し、楽しんで試合に挑んで、負けたのなら、そこに意味がある。
自分を成長させるために、負けから学ぶことがある。
前回負けたからこそ、今回最高の演技ができたのだ。
このようなことを言っていました。
今はちょうど受験シーズンですね。
不合格のこともあるでしょう。
一生懸命取り組んだ結果、不合格だったのなら、そこに意味があるはずです。
例えば、歴史の結果が他の科目より良かった。
これは、勉強しているうちに、歴史が好きになったのかもしれませんね。
もっと深く勉強してみてはどうでしょう。
受験は、長い人生のうちひとつの通過点にすぎません。
合格したからといって、素晴らしい人生は保証されてはいません。
困難を乗り越えてこそ、大きなものを手に入れることができるはずです。
と、自分にも言い聞かせて、本日も頑張りたいと思います!