Javaコースに進む生徒が増えてきた今、感じることを書きます。
プログラミングをしていると、必ずと言っていいほど、エラーが出てきます。
(エラーとは、書き方に誤りがあり、コンピューターに怒られること)
Scratchでは、エラーは出てきません。
間違っていても、予期せぬ動きをするだけです。
しかし、Javaコースに進むとバンバン出てきて、実行できません。
そのエラーを見て、「よし、直してやろう!」と思ってほしいのですが、残念ながら、そう思えない子もいます。
「むかつく!」
「は?意味分からん」
「面倒くさっ」
などと言い、考えることを止めてしまいます。
プログラミングの良いところは、手軽に試行錯誤が出来ることです。
料理を失敗したら、最初からやり直しですが、プログラミングは直前に戻れます。
「何を直したら良いのか分からない」とよく言われますが、レッスン内のエラーは、過去に学んでいる内容が多いです。全く分からない、ということは無いはずです。
直し方を他人に教えてもらってばかりでは、プログラミング能力は身に付きません。
試験問題の解き方を理解していないのに、答えを教えてもらうようなイメージでしょうか。
エラーと言っても、レッスンでやっていることなら、パソコンが壊れるような大きな問題ではないので、恐れず、自分でいろいろ試してほしいです。
教える立場としては、答えを教えるのは簡単です。
しかし、使えるプログラミング能力を身に付けてほしいので、自分で考えられるように指導していきたいと思っています。