本日もプログラミング学習についてのお話です。
プログラミング学習を始めたばかりの頃は、実行結果が画面に表示されるだけでも楽しいですよね。
たとえ「Hello World!」という単語が表示されるだけでも。
しかし、変数や配列、リスト、継承、インタフェース、ポリモーフィズム…?
(注:Javaの例です)
といった単元になると、意味が分からなくなり、学習を止めてしまう。
プログラミングに限った話ではありませんが、よくあることですよね。
プログラミングで挫折する原因のひとつは、「全体像が見えない」ことです。
最初は何をやっても面白いので良いのです。
問題は、少し出来るようになってくると、「一体、私は何を書いているんだ?」と思うようになります。
ゴールが見えないのは非常につらい。
誰だってモチベーション下がりますよね。
初心者に、全体像を考えろというのは無理な話です。
私からのアドバイスは「焦らず、ゆっくり」
そもそも、1つの言語を習得するにはかなりの時間を要します。
1冊の本を終えただけで完璧に理解できる人は少ないでしょう。
また、システムは複数の技術が組み合わさって出来ていることが多いです。
実務では、それぞれ担当が分かれていて、グループで開発することが大半です。
そんな巨大なものを一人で作るのはかなり大変です。
コードを書くのに自信が出てきたら、全体像を調べてみることをおすすめします。
自分が学んできたことは、一体どこの部分にあたるのか?
また、何が足りないのか?
考えながら学習を進められると、理解度も深まるはずです。
少しずつ地道に頑張りましょう!